加圧トレーニングって何?

筋トレをしてもなかなか思うような効果を実感できない。
体を鍛えたい気持ちはあるけど時間がない。
そんな方でも時間をかけずに効率よくできるトレーニング法として人気なのが加圧トレーニング。

そもそも加圧トレーニングとは普通のトレーニングと何が違うのか?
加圧トレーニングとは体に適正な圧力を加えて血流量を制限した状態でトレーニングを行う方法。
これをすることで筋肉の運動量が通常の何倍にもなるため、短時間で得られる効果が高くなります。

では、加圧トレーニングとはどのようなメカニズムで、体にどんな変化が起きるのでしょうか?

まず、腕や脚に加圧ベルトを装着し、筋肉に流れる血流を一時的に抑制します。
すると、血液を通って体中に運ばれていた酸素も少なくなり、体が低酸素状態になります。
筋肉は体内の酸素を使って回復しようとするので、低酸素状態だと十分に回復することができません。
この筋肉が回復できない状態でトレーニングを行うと、加圧されている部分に「乳酸」が通常より多く蓄積され続けます。
すると、脳が「体が疲れている!」と判断し、通常より多くの成長ホルモンを分泌します。

この、成長ホルモンが「筋肉肥大」のもととなる物質!

ちなみに、この成長ホルモンの分泌量は通常のトレーニングの300倍以上あるとも言われています。
つまり、体の一部を加圧してトレーニングを行うことで、同じ運動をしてもそのトレー二ング量が桁違い=結果をはやく感じやすいというわけです。
さらに、加圧ベルトを外した時に血液が一気に流れることも体にとって更なる効果が期待できるのだそう。